こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”操作前の最終確認”についてです。
自動車の運転は、単純に言いますと認知、判断、操作の一連の流れの繰り返しにより成り立っています。
実際には以下の1~5の手順を繰り返しています。
1.外界の知覚・認知を通じ情報を受け取る
2.次にどうなるかを読み取り予測する
3.この場面では~したいとの動機、願望のもとで情報を判断する
4.さらに、法規や社会規範、危険度に基づいて意志決定する
5.運転操作を実行する
上記に影響を与えるものとして急いでいるとき、落ち着いているとき、何も来ないと思い込んでいるとき、ここは危ないので確認しておかないとと思っているとき、疲れているとき、スリルを楽しみたいとき、事故を起したくない気持ちの強さ、感情が乱れいるとき、悩み事があるとき、性格、危険や交通法規についての知識、交通法規、安全をどの程度大切と考えているか、体調、年齢、その他諸々あります。
単なる運転でも、その背景は様々な要因があります。
事故なく、安全に運転するには、まずこの点を自覚し、自分の判断や操作が実際の道路状況に適切かどうかを再度念のため冷静に判断し、必要に応じた修正をするスキルが必要と考えます。
(平野 勝寛)