こんにちは、野村です。
新聞報道によりますと、警察庁は3日、自転車による交通違反について、反則切符(青切符)を出す、「交通反則通告制度」の対象にする方向で検討を始めました。
警察庁のまとめでは、自転車の交通違反の検挙件数は、昨年は2万4549件で、10年間で3.4倍に増えています。
ほとんどが赤切符による処理です。ただ、起訴や略式起訴されるのはごく一部で、起訴は1~2%にとどまっています。
増加する自転車の違反に対して、自動車などの違反でなじみの青切符の制度を導入することで、抑止効果を高めるとのことです。
警察庁の有識者検討会では、「刑事罰的な責任追及が著しく不十分な状況を踏まえれば、少額の違反金など、有効性のある方法が検討されるべきだ。」と報告書で指摘しています。
スマホを手にしながら、無灯火で逆走をするといった非常に危険な自転車を目にすることもあります。
多分違反であることは知っていると思います。でも検挙をされるとは考えていないのでしょう。また自分の自転車の乗り方の危険性を知らないのだと思います。
弊社では、業務で自転車を使用される企業様への安全運転研修を実施しています。従業員の方の安全確保のためご利用をご検討ください。
(野村幸一)