こんにちは、野村です。
弊社では運転適性テストを開発、実施しています。
学生の頃、入学してすぐに車を手に入れたクラスメートがいました。
親に買ってもらった新車は小さなファミリーカー。それでも周りは「いいなぁ」と言い、それを聞いた彼はとても嬉しがり得意気でした。
彼は私達をドライブによく連れていってくれました。ただチョット面倒臭い性格でした。
前を走る車が遅いと、「軽四早く走れよ。」と言い放ち、古そうな車と山道ですれ違うと、「ボロやねんから擦ってもいいやろ。もっと左に寄れよ。」などとつぶやきます。
海にドライブしたときです。駐車場で隣のスポーツカーから同世代の男性が降りてきました。すると彼は、「エエかっこしやがって。」「親に買ってもらったんやで」と決めつけました。悔しかったのでしょう。
自分が優っていると思うと相手をバカにします。逆に自分が劣っていると思うと相手を下げようとします。そうして自分を優位、大きく見せようとします。常に自慢と嫉妬や嫌味がセットです。
彼とは就職後会ってはいません。自分の自己顕示に気づいて変わることはできたのでしょうか。そうでなければ社内の信頼も評価も低いはずです。そして交通事故を繰り返している気がします。
運転適性テストで、事故に影響があると思われる自己顕示の度合いを知ることもよいことだと思います。
(野村幸一)