池袋暴走事故の訴訟判決

 こんにちは、野村です。

 

 10月27日に東京地裁で、2019年に起きた池袋での乗用車の暴走事故の判決がありました。

 

 事故のご遺族の方が、乗用車の運転者と保険会社への損害賠償を求めた裁判です。

 

 この運転手は禁錮5年の実刑判決が確定しています。今回の裁判は民事裁判で約1億7千万円の損害賠償を求めていました。

 

 東京地裁は、運転者に約1億4000万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

 

 裁判では、運転者は持病があり、医師から運転は最小限度とするよう指導されていたと指摘しました。

 

 それでも運転を続けた結果、アクセルとブレーキを的確に操作するという基本的な注意義務に違反して二人の命を奪ったと認定し損害賠償の支払いを命じました。

 

                                           (野村幸一)

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