ある日の病院にて

 こんにちは、野村です。

 

 近所の病院へ行きました。血圧の定期健診、いつものように土曜日の朝9時前に。

 

 ここの先生は口が悪いです。そのためかこの病院は空いています。

 

 ところが普段は人気のない待合室に7人の人が。しかたなくずいぶん待って診察室へ入りました。

 

 椅子に腰かけて、「先生、今日は患者さんが多くてよろしいですね。」と言いました。「もうかってよろしいですね。」という言葉は何とか口にせず。

 

 すると先生、「インフルの予防接種ですわ。」と有り難いとは言えず苦笑い。続けて、「血圧は正常の範囲、でも怖いのは高血圧より糖尿。運動しいや。」とマウントをとりにきました。

 

 ワタシが、「歩くのは食事の前ですか後ですか。」と尋ねると、「どっちでもいい。大事なのはすることや。」と本領を発揮して言い放ちました。

 

 病院を出て薬局に行くと高齢女性が薬剤師さんと話していました。「しんどいから診てもらったんやけど、どっこも悪ないと言われたわ。」と。

 

 そう言って薬をいれたビニール袋をシャリシャリいわせながらバイクで帰って行きました。

 

 元気そうやなあ見送りました。そんな緩い土曜の朝でした。皆さんも健康には留意してください。

 

                                           (野村幸一)

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