いいね

 こんにちは、野村です。

 

 あるアナウンサーがこんなことを言っていました。

 

 SNSに写真をよくアップします。「いいね」が沢山欲しいと思っています。

 

 ひとのSNSも見ます。そして自分のものより良いものを見ると、「何これ!」とつい毒づいてしまいます。そんな自分のやっかみの感情が嫌になることがあります、と。

 

 これでもかと、「どこに行った」とか「これを食べた」に溢れたSNSは、自慢のためにするもの承認欲求を満たすもの、と言い切った社会学者がいました。

 

 他者からの称賛を受けようとする自己顕示と、その裏返しの深い嫉妬の海に溺れるのは嫌ですね。

 

 TV番組「美の巨人たち」で、ある建築家を称えるこんなくだりがありました。

 

 飾らす、驕らず、誇らないことが大事だ。自慢して目立とうとしてSNSにアップして「いいね」をもらう。それが仕事といえますか。と。

 

 仕事でも運転でもこの自己顕示性はマイナスに影響することがあります。

 

 他人にすごいねと言われることに窮していないかと、自分を振り返ってみることはいいねと思います。

 

                                           (野村幸一)

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