こんにちは、平野です。
今回のテーマは、”ながら運転の危険性”です。
ながら運転とは、主に運転中にスマートフォン、携帯電話、カーナビゲーション等の操作を行い、運転中に運転以外のことをすることです。
特に、ながらスマホは画面を見ることに集中してしまい、歩行者の飛び出し、赤信号、前車のブレーキ等、状況の変化や危険に気付くことが遅れたりできなかったりします。
その結果、ブレーキやハンドル操作等の回避行動ができない又は、遅れてしまうため事故を起す可能性が高い危険な運転です。
ながらスマホが問題となったのは、悲惨な死亡事故が起きたからです。スマホのゲーム操作に気を取られたドライバーが、前方の歩行者に気付かず、そのまま走行し取返しのつかない事故となりました。
ながらスマホでの、画面を操作したり見たりする時間は、短くて約2秒と言われています。これを距離にすると時速40キロでは約22.2m、時速60キロでは約33.3も走行します。更にその時点で危険に気付いたとしても停止するためには、同じ秒数、距離が必要になります。
ながらスマホは、運転中に運転を中断する行為です。何気ないスマホへの脇見は単なる脇に比べ、画面の内容を理解するまで注視する傾向があります。そのため、長い時間の注視(脇見)を自覚できなくなる危険もあります。渋滞時、停車前の低速走行でも油断、退屈しても、ながらスマホの誘惑を断ち切りましょう。
(平野 勝寛)