こんにちは、野村です。
昨年の12月22日、警察庁は高速道路での大型トラックの変更を決めました。
高速道路での普通乗用車の最高速度は時速100キロですが、大型トラックは現行80キロです。
もちろん標識で速度が定められている場合にはそれに従わなくてはいけません。
今回の大型トラックの最高速度の変更では、現行の時速80キロを、90キロに引き上げます。この速度は1963年に決められてから変更されておらず、今回が初めてとなります。
最高速度の引き上げは、2024年問題で物流の停滞が懸念されることへの対策の一つです。
また、高速道路で調査した結果、実際の走行速度は時速87キロでした。メーカー側も車両の安全性が時速90キロまで保証できるとの説明がありました。
これらや自動ブレーキなどの安全装置の普及などから、警察庁が設置した有識者検討会で議論を続けてきた結果、時速90キロに引き上げても安全に大きな影響はないと提言をまとめました。
警察庁は道路交通法施行令を改正し、今年4月からの実施をめざしています。
(野村幸一)