こんにちは、野村です。
知り合いの小売業の方から聞いた話です。
ある冬の朝、開店直後のお客様サービスカウンターでの出来事です。
サービスカウンター担当スタッフはパソコンに向かい、忙しくいつもの朝一番の入力業務を行っていました。
そこへお客様がこられました。しかしこのスタッフ、お客様が来ていることを気づいている様子なのに顔を上げず自分の作業を続けました。
カウンターの前に立ってお客様が、「アノーすいません。」と声を掛けても作業の手を止めません。自分の仕事のやり方やペースの維持を最優先させたいこの人は自分中心といえますね。
傍で見ていた店長が慌ててお客様の対応をしました。そして、対応後に別室でスタッフに注意をしました。
君の仕事は何ですか? 作業をすることですか? と店長は尋ねたそうです。
ところが部屋から出てきた担当は、自分はやることがあった、自分は間違っていないという顔をしていました。 (次回に続きます。)
(野村幸一)