こんにちは、野村です。前回の続きです。
「仕事」とは顧客を大切に考えること、そう店長が説明しても担当者はその意味が理解できません。ゆえに、この人の周囲からの評価は低いものでした。
この話を帰社して上司にすると、「その担当者は作業はしているかもしれないが仕事はしていない。」と言いました。
「周りの人を楽にしたり喜んでもらったりするのが仕事だろ。その人は自分の作業のペースのみを考え、自分が楽になることに拘っている。評価が低くて当然だ。」
「そして社外だけでなく、社内の人、自分を取り巻く全ての人が「顧客」であると考えることだ。周囲の役に立ち、期待に応えれば他者から認められる。」と話を締めました。
運転も同じだと思います。自分のペース、損得に拘って走行すれば、周りに嫌な思いをさせるだけでなく危険を与えます。
特に仕事で運転をしていると自分中心となり、周りの人のことを忘れがちになるのかもしれません。
営業での相手だけが顧客でなく、周囲の車や歩行者も全て顧客と考えれば運転も変わる気がします。冬になると思い出すエピソードです。
(野村幸一)