恥を知れ、恥を!

 こんにちは、野村です。

 

 都知事選で2位となった石丸氏。知名度を上げた発言の「恥を知れ、恥を!」。居眠りや説明責任から逃げる市議に対して発したものです。

 

 ベネディクトは「菊と刀」で日本文化を「恥の文化」と言いました。

 

 西洋で「恥」というと英国の最高勲章であるガーター勲章。裏に書かれているのは、「悪意を抱くものは恥を知れ(災いあれ)」だそうです。

 

 政治家、勲章に続いて次は亡くなった芸人さん、役者さんです。

 

 上島竜平さん。共演者の方からのよい評判を沢山見聞きしました。竜平さんは「毒気がなかった。」そうです。長く活躍できたのは、「毒気がなく」、見ている人やスタッフから嫌われなかったからなのでしょう。

 

 田中邦衛さん。脚本家の倉本聰さんが新聞に「田中さんは邪悪な心がない」と書いていました。そして、「心ある大人ならすぐに邪悪さを見透かしてしまう。」と。

 

 周りから可愛がられ長く愛されるには、邪悪さや毒気がないことかもしれません。

 

 「運転にあらわれるお人柄」という標語が昔ありました。あんな運転する人いやだな、と周りのドライバーから言われたくないものです。だって「恥ずかしい」ですもんね。

                                           (野村幸一)

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