メタ認知を高めるために

 こんにちは、野村です。

 

 上司から、「メタ認知能力が最も大事だ。これがないと変われない。当然成長しない。」と何度も言われました。

 

 セルフモニタリングやコントロールをするメタ認知能力についてこんな本を読みました。

 

 「メタ認知能力が低い人は反射的なジャッジをする。何故?と尋ねると困って後付けの理由を言ったり、場合によっては「そうだからそう」と言い切る。」

 

 「そして一見考えてそうで実は考えていないのです。大事なのは判断の根拠を掘り下げる事。矛盾なく論理の飛躍がなく説明ができることです。」

 

 ところがです。メタ認知の低い人ほど根拠や理由を尋ねられると、何故だか、「問い詰められている」と認識をします。そして機嫌が悪くなったり怒り出したりします。

 

 また「自分は考えていない」とは決して思いません。「メタ認知が低い」ともです。「考えている」「メタ認知している」と思っています。ゆえにメタ認知を高めることはとても難しいと言えます。

 

 まず自分はあまり(深く、正しく)考えていない、メタ認知が低いと認識することが第一歩です。

 

 そのためには、根拠や理由を問われるのが嫌でないか、何故と言われると不機嫌にならないかを自問することです。もしそうであれば、メタ認知が低いと判定できると思います。

                                           (野村幸一)

  >> スタッフブログ一覧へ