ながら運転の死亡事故

 こんにちは、野村です。

 

 今年上半期、自動車でのながら運転での死亡・重症事故が58件発生しています。そのうちの14件は死亡事故です。

 

 事故が発生した場合に、ドライバーがながら運転をしていたと正直に申告したり証拠があったときには上記に該当します。

 

 しかし、例えばドライバーが前方を見ていたが気づくのが遅れた、と虚偽の申告をしたケースがもしあればもっと件数は多いのかもしれない、とそんなことを思ってしまいます。

 

 今年の上半期は自転車のながら運転の死亡・重症事故が全国で18件発生しています。死亡事故が1件、重症事故が17件です。

 

 これは前年同期の2倍を超え、統計が残る2007年以降で最多となっています。自転車に乗る際のスマホ使用の理由は、3件が通話、15件が動画などの視聴です。

 

 通勤で人が混雑する地下街や、電車の乗り降りの際にも動画を見ている人をよく目にします。器用に階段の乗り降りもしています。

 

 歩いている時でさえ危ない場面があります。迷惑だなと感じることがあります。ましてスピードが出る自転車が自動車でスマホに目をやりながら運転をすれば危険度は高まります。

 

 安全のためにも、ルール・マナーの観点からも、ながらスマホをしないことが当たり前になって欲しいです。

                                           (野村幸一)

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