こんにちは、野村です。
法事の場でのことです。この日のお坊さんは若い方。小一時間の読経を終えこちらを振り返りました。説法をもらえる時間です。
お坊さんは少し話されたあと、「ひとついいですか。」と仏具の位置について、「こうしてください。」と言われました。
そのことに、「有難うございます。」とお礼を言うと、「あとですね。」とお坊さんの説明が続きます。いくつかのダメ出しに親戚一同、「はあ、分かりました。」と、まさに受けた説教に頭を下げました。
お坊さんが帰られた後、確かになぁと納得。一方、若いお坊さんは単に気に入らないことを指摘しているようにも感じました。言いたくて仕方がなかったように。
バイアスが強く視野の狭い人に出会うことがあります。自分の知っていること、感じていること、考えていること、行っていること、それが唯一無二の正しいことだと信じて疑わない人。またその自覚がない人です。
「そんなことはありえない」と自分の価値観や考えと違うことは気に入らず、どうでもいい小さなことも許せない人です。周りからそう思われていることに気づきません。
近くにいるとしんどい人です。交通事故を含めたトラブルを起こしやすい人です。かつ反省や振り返りをしないので同じことを繰り返します。
あんなにアレコレ言うと次呼んでもらえないのになぁ、と痺れた足を揉みながら思っていました。
(野村幸一)