こんにちは、平野です。
今回のテーマは“車庫入れ”です。
皆様はご存知でしょうか、企業で最も多発している事故は駐車場関連です。
運転経験が少なく入社歴の浅い若年者層の方は、内外輪差の理解や車体感覚の理解が不足しているため、狭い駐車場での操作に戸惑い、接触事故を繰り返します。
一方運転経験豊富なベテランドライバーの方は、内外輪差や車体感覚は十分に把握しておられます。しかし障害物の見落としや発見遅れ等の確認ミスにより起きています。
企業での駐車場事故は、若年層から高齢層まで全ての世代のドライバーが起しています。現状の事故の殆どは、幸運な状況により物損事故にとどまっています。
しかし現状のペースで事故を繰り返せば、いずれ取返しのつかない事態となるかも知れません。
少し範囲を広げると、幼稚園送迎バスの園児置き去りによる熱中症、自宅車庫で子供見落としによる事故は、いずれも取返しのつかない事態となっています。
車庫入れは、理屈抜きで事故が多発する危険な行動であると考える必要があります。
(平野 勝寛)