貧しいココロ 豊かなココロ

 こんにちは、野村です。

 

 仕事帰りの電車。ウトウトしていると前に立つ人の会話が聞こえてきました。

 

 「あいつの車リコールやて。」どうやら友人の車のことのようです。

 

 「ディーラーへもっていかんとあかんねて。」「面倒くさいよね。」 

   

 その言い方に少しだけ違和感を覚えました。

 

 「そうそう、先輩の実家この間の雨で被害を受けたらしいで。」「えらいことやなあ。」

 

 また違和感。そして思いました。二人は友人や先輩のことを心配しているわけではない。他人の面倒や苦労を面白がっている。自分の車や家はそうならなくて良かったと。

 

 二人は他人の不幸が嬉しいのでしょう。ココロが貧しく、他者への共感性に欠けていると思いました。

 

 他者への共感性と社会成熟度(幼稚さ)の関係性は、ある/ないの両方の研究発表があるそうですが、ワタシはあると考えます。未熟な人は共感性に欠けていると思います。

 

 成熟し他者への共感性を高めることは社会生活では必要です。そして公共の場で車を動かす人に求められることです。幼稚さを捨て豊かなココロを持ちたいですね。

                                           (野村幸一)

  >> スタッフブログ一覧へ