こんにちは、野村です。
「便秘がちなひとはケチらしい。」そんな会話になったことがあります。
「そうそう母親がよく言ってた。」と受けた人がいて話が広がりました。
ケチなひと→出したくない→ためこむ→便秘になる、そんなはずなどないのですが、これがその理由です。
「ケチ」は、主にお金に対する考え方に対して使われることが多い言葉です。調べてみると、「金銭や品物を惜しんでださないこと。」とありました。
「ひどく物惜しみをすること、またはそのひと」「気持ちや考えがいやしいこと。心が狭いこと」という辞書もありました。
また、「ケチは自己中心」、「自分が損をしたくないって考えが強い」、「お金にケチなひとは、人に親切にすることにもケチ。ケチ=不親切だと思う。」との意見も読みました。
損得勘定で物事を見て、お金や品物だけではなく、時間や労力を惜しむのがケチのイメージのようです。
事故を繰り返すひとの特徴とのひとつとして、「優先権にこだわる」があります。損をしたくない、優先権を捨てる(譲る)ことをしないのです。これはある意味「ケチ」なのでしょう。
もうすぐお彼岸。彼岸とは迷いや苦しみのもととなっている煩悩のない世界です。損得などの欲にとらわれ過ぎていないか考えてみるのもいいかもしれません。
(野村幸一)