こんにちは、平野です。
今回のテーマは“運転姿勢”についてです。
業務での運転、休日のロングドライブ、年末年始の帰省等、長距離の運転をする機会や予定が多くなる方、運転姿勢は大丈夫でしょうか。
背もたれの倒し過ぎや座席位置の調節が不適切な場合は、危険の見落としや発見が生じたり、ブレーキやハンドルの回避行動が遅れたりする可能性があります。
また腰と座席の隙間ができるため、走行中の振動や刺激を局所で受け止めることとなり、そのストレスの蓄積から腰痛となる場合もあります。
不適切な運転姿勢は、事故のリスクを高くするだけでなく、健康を阻害する要因になります。特に、長距離運転の予定がある方、この機会に以下の点について運転姿勢の再確認をお勧めします。
・ 背もたれを窮屈に感じない程度に立て、腰の部分にスキマができないようにする。
・ 座席を下げ過ぎず、肘が伸びきらないようにする。
背もたれの倒し過ぎや座席の下げ過ぎは、一見運転が楽にできるような感じがするかも知れませんが、実はあまり良いことではありません。
窮屈に感じない程度に背もたれを立て、腰を座席に押し込むように座り隙間ができないようにしましょう。
(平野 勝寛)