高校授業の無償化が合意

 こんにちは、野村です。

 

 電車でサラリーマンが高校授業料の無償化について話していました。一人が言いました。「うちは2人とも卒業したから関係ないわ。」

 

 昔上司が、「昨日TVで国会議員が、自分の子どもが幼稚園のときはその補助を、中学生になったらその対策を考えていたと言ってた。」

 

 「こんな視野の狭い奴が国会議員をしてるなんて呆れる。」

 

 議員は軽い気持ちで発言したのかもしれません。ただ自分に関わる(ほんの狭いこと)にのみ関心を持ち、そのメガネでしか社会で起こっている事象を見ることができていません。

 

 上司はその視野の狭さ(社会へのまなざし)が許せなかったのです。「視野が狭く自分のことしか考えない人は、議員どころが企業での仕事もできない。」と朝から憤慨していました。

 

 視野が狭いとは、目先の関りや損得だけが自分事でそれ以外は他人事、小さな自分の物差し(直接的で自分に近いことと絡め)でしか物事を見ないことです。そこにはイマジネーションも共感性もありません。

 

 自然災害も事故も自分事と考えることが大切ではないでしょうか。それにあわれた方々へのご苦労にも。

 

 そのための第一歩は、まず自分の視野の狭さに気づくことからだと思います。

                                           (野村幸一)

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