安全運転について

 こんにちは、平野です。

 

 今回のテーマは、安全運転についてです。

 

 以前に国際的な安全の定義は、「許容できないリスクがないこと」とご説明しました。では安全運転はどのように定義されるのでしょうか。

 

 弊社が考える安全運転の定義は、「危険度を取り除くことではなく、小さくすること」と考えます。

 

 運転には事故を起す、巻き込まれる可能性が伴います。絶対に事故を起さない、遭わないという絶対安全は存在しません。

 

 そのため安全か危険かというような二者択一の断定的な考え方ではなく、どれ位事故の危険があるかの度合で考えます。その度合いをリスクと言います。

 

 リスクとは、見通しの悪い場所、駐車車両、交差点、歩行者、カーブ等、危険源に近づいた際、危害の「発生確率」、被害の「ひどさ」の組み合わせを言います。

 

 つまりこの先で、危険源がもとになって、どのくらいの見込みで危害が発生するか、どの程度のひどさになるかを考え、その両方を考えて大きさを表します。

  

 安全運転は、そのリスクを最も小さくするための行動を選択、実践する運転です。

 

                                          (平野 勝寛)

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