
こんにちは、野村です。
岩手県で山林火災が相次いでいます。広い範囲に延焼が続いています。一日も早い鎮火を願うばかりです。
総務省消防庁の調べでは、林野火災はおととし1,299件発生しており、半数を超える679件が2月から4月に発生しています。
出火原因は、庭先や畑で草などを焼いているたき火が416件、野焼きが247件です。
火災のメカニズムに詳しい専門家は、「山林では小さな火だねでも短時間に燃え広がり注意が必要。」と言います。
そして、「乾燥が進んでいる枯草が積もっている中で火が燃え移ってしまって大きな火事に拡大するのが山林火災の多くのパターン。燃焼速度も急激に速くなり、人の歩く2倍。」です。
山林は消防車も入りづらく急斜面で足場が悪く消火活動も困難となります。
乾燥や強風注意報が出ているときには、火を使う作業を避ける、火だなを作ったら自分で消そうとせず、すぐに119番通報することだそうです。
色々な予防や安全知識を知っておくことは大切だとあらためて思いました。
(野村幸一)