
こんにちは、平野です。
今回のテーマは、“急がば回れの車間距離”です。
運転中、道路が混み車両がなかなか先へ進めないことを渋滞といいます。
事故や工事などで通行できる車の量が減ったり、上り坂等で車の速度が遅くなったりしたとき、後続車が停まった状態となります。
誰もが渋滞に巻き込まれたくありません。所要時間が増えるだけでなく、焦りやイライラのもとになりストレスが溜まりやすくなります。
特に、急いでいるときは、ハンドルを叩きたくなるくらい強いストレスを感じるかも知れません。
高速道路の交通データを分析したところ、渋滞している状態としていない状態との境目は、1キロあたりで自動車約25台ということが分かったそうです。
車間距離になおせば40メートルになります。前車との車間距離が40メートル以下に詰まれば、後続車のブレーキの連鎖反応で渋滞が起きます。40メートル以上を保てば、渋滞は起きにくくなります。
ことわざの「急がば回れ」の車間距離は、混雑時こそ、自分だけが急ぐと渋滞になると考え、前車から離れゆっくり進むのです。
そうすれば渋滞は起きにくく、その場の居合わせた全員がイライラを避けることができます。是非、お試し下さい。
(平野 勝寛)