
こんにちは、平野です。
今回のテーマは、“安全な車間距離”についてです。
皆様は走行中、停止中、車間距離をどのような目安で確保されているでしょうか。
安全運転研修では走行中は、前車より更に前方の状況が広く把握できる距離を確保し、前方及び、周囲の状況やその変化の兆しをできるだけ早く発見できるような間隔をアドバイスしています。
また交通量が増えた場合は、必要最低限の間隔として車間時間3秒をご説明しています。停止時は前車との間に路面が見える間隔をお勧めしています。
上記は、すでにご存知かと思います。
危険を探し、衝突するかも知れない他車(物)を探しながら走行することが事故防止の基本です。そのためには余裕のある車間距離が必要です。そしてもっとも大切なのは、危険を探す行動です。
車間距離を十分に確保したから安全と思い込み、運転には関係のない気になるものへの脇見したり、運転以外のことを考えたりとなってしまえば、安全運転のようでじつは、危険な状態での運転となります。
他車との交通の流れの中で安全な車間距離は、単に前車との間隔を広くとるということではなく、衝突するかも知れない他車(物)を探す、構えの現れと考えることが大切です。
皆様の構えは、いかがでしょうか。
(平野 勝寛)