こんにちは、野村です。
前回の続きです。人気の厄除饅頭に並んでいる際に、後ろで話している方のことです。
上から目線で偉そうな男性の指摘に、気さくな女性が貝のように口を閉ざしました。
たかが饅頭の売ってる日。そんなに強く言わなくても、雑談なのにそんなにイキッて言わなくても、とワタシも思っていました。
たかが饅頭の販売日、間違っていても誰にも迷惑は掛からないと思いますが。(それに実際は、女性の言うようにいつも販売しているようです。)
さて、弊社の行っている研修では、受講された方のウィークポイントについて、ご本人に伝える必要があります。
ただ、その伝え方を間違えるとこの男性のようになってしまいます。特に、受講者の方が自信満々であったり、謙虚さに欠けたりする人の場合は注意が必要です。
自己認識が不正確であったり、未熟さの残る方の場合は、丁寧な言葉使いでアドバイスをしてもヘソを曲げてしまうことがあります。
このようなときには、伝え方として「たとえ話」を使うことがあります。ワタシの周りにこんな人がいたといった具合にです。
いつも車間距離を詰めている人がいた、危ないといってもダイジョブといっていた、ある日大事故を起こした、そんな感じです。これは上手くいく場合が多いです。たとえ話や自己認識については、またの機会に書きます。
饅頭の販売期間の真偽はともかく、事故なく今年を過ごせるよう安全運転をお願いします。
(野村幸一)